坂を歩き出すと
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ん~

全く記憶に残っていない

大体 高校生って風景より

食い気と○欲だけで頭イッパイだもんね

確か、坂道を走りまくって3往復くらいした記憶はある
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あれぇ~

こんな感じだっけ

なんだか違うような

着物着てるのは殆ど異国の人だし

時代村のような気がしてきた
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大黒さんも異人さん

本当にこんなのあったっけ

でも
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この風景は覚えてる

残念ながら

蝦夷地の人間にとっては

雄大な風景としての記憶ではなく

緑が濃かった記憶として残ってる

そういえばあの時も前の日まで雨が降っていた
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やっぱ

この欄干だよね~

記憶と風景が合ってきた

花鳥風月

花にも鳥にも

風景なんてマッタク興味の無かった

青春真っ盛りの記憶が

中年のオッサンの視界と重なってきた

なんだか楽しい修学旅行気分

周りから全く日本語が聞こえないのが

現代なのかな~