記憶を辿っても
 
此処で食べた記憶は1回くらいしか無い
 
つまり殆ど覚えていない
 
初めてHAWAIIに来た時はカピオラニ・パーク前の
 
パークショアH角にあったマックに入った
 
その当時の田舎にはマックが無かったので一度は行ってみたい憧れのお店だった
 
それから回数を重ね色々なお店に行ったが
 
此処はボクの触手では反応しなかった様だ
 
そんな事を思いながら入り口近くの左サイドの列で順番を待つ
 
相方はメニューと必死に格闘していた
 
最初から諦めて見て無かった頃を思うと格段の進歩
 
 
右サイドの列が何やら騒がしくなった
 
日本風に言えば若いヤンキーのオニイチャンがクレームをつけ始めている
 
段々にエキサイトして声が大きくなる
 
此処で驚くのは店内のスタッフの対応
 
日本だと丁重にお伺いする姿勢がどんなジャンルの何処のお店でも一応当たり前とされているが
 
クレームのお客に負けじと声を荒げだしている
 
内容は
 
「今 此処に子供が来たろ」
 
「見なかったけど 何かあった?」
 
「ケチャップを貰いに来た俺の息子が此処に来たんだ」
 
「それで?」
 
「ガキは邪魔だから退けって言われたと言って戻ってきた」
 
「アンタ!! 言いがかりをつける気かい? ウチは教育をちゃんとしてるからそんな事を言うスタッフは
 
 居ないよ  今 此処で全員に確認するから其処で見てな!!」
 
 
 
 
個人の好みによるがボクはこんな店の方が好きだ
 
意味も無く上から目線の寿○屋さんは行きすぎだが
 
スタッフを信じて不当な要求には毅然として立ち向かう店の方がボクは好きだ
 
《お客様は神様です》そんなことあるわけないじゃん
 
自分の欲求を満たしてもらうために対価を払う
 
対価に対し相手の要求を満たす
 
需要と供給は対等で無ければならない
 
 
 
相方は身体の大きさと声の大きさにビックリしても食欲は落ちなかった様だ
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ボクの頼んだバーガーを見て
 
トレードを要求してきた
 
ボクは略奪される前に写真を撮って別れを惜しんだ
 
トレードされてボクのもとにやってきたのは普通のバーガー
 
塩分がチョット強いのが気になった
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さ~て
 
明日の早朝には帰路となる
 
HAWAIIでの最後の夜も更け
 
ホテルに戻って荷造りを仕上げるとしますか