階段を登りきりトンネルに入る
今は照明が付き歩きやすくなっているが 晴天の中を歩いてきた目にはやはり暗い
一昔前までは照明すらマッタク無く本当の暗闇に入って行ったのだが
これが$5徴収成果の一つなのだろうか
一応 この時の為だけに小さい懐中電灯を持ってきたが必要は無かった
トンネルを抜けて今度は上へ登る螺旋階段
再び昔の話で
ココが歩幅が合わず踏み外したりぶつけたり怪我人が続発する場所だったが
今は天井から照明が明るく照らしている
安全は確保されたが雰囲気は観光名所に変わってしまった
螺旋階段を抜けると窓の狭い監視等に到着する
狭い窓の一箇所を崩し出入り口にしている
狭い天井に頭を打つけ無い様に気を使いながら潜り込むように外に出る
頂上は目の前だが陽は登りだしていた
こうなると気が焦る
こうなると気が焦る
相方を追い越して走りたくなる気持ちを必死に抑えて相方の後ろを歩く
間の前に頂上が
頂上に辿り着き皆が集まる場所を避け一つの瓦礫の上に陣取る
頂上に辿り着き皆が集まる場所を避け一つの瓦礫の上に陣取る
日の出からみると一番の最前席
たった20分の山登りで自分の居るはずの場所をマッタク違う世界のように見た30年前
人生って言葉を生まれて初めて真剣に考えた場所
あの時はこの場所に誰も居なかった 半日くらい居たと記憶しているがその間に登ってきた人は
数えられるくらいだった
同じ場所で 今回は大好きな朝日に逢った
深呼吸をする
HAWAIIの太陽に挨拶をする
「帰って来たよ」
自然に泪が流れた 最前席にして良かった
暖かく 柔らかく 清々しく 身体が包まれる
出発前にカメラが壊れたのは太陽のせいかもしれない
新しいカメラで撮れた太陽は ボクの見た太陽だった
相方の見た太陽は 何を語ってくれたのだろう
相方の見た太陽は 何を語ってくれたのだろう
相方のカメラで撮れた太陽は相方の見た太陽だったのだろうか
朝日に輝き薄目にしている相方の笑顔は綺麗だった
朝日に輝き薄目にしている相方の笑顔は綺麗だった
相方も何かを感じてくれただろうか
語っても 説明しても この光の前では空虚に感じる
http://www.flipclip.net/static/swf/frames/CompactXXLarge.swf?coreURL=http://www.flipclip.net/static/swf/PlayerCore3/core.swf?&seqURL=http://www.flipclip.net/api/clips/2fa3a870a7c042fa02bee790d0b503a3/sequence/480x360&modPath=http://www.flipclip.net/static/swf/PlayerCore3/module/&autoPlay=
街が目を覚ましだした
語っても 説明しても この光の前では空虚に感じる
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街が目を覚ましだした
人が増えてきた
すれ違えない道幅でこのまま居ると帰りは東京の高速ラッシュ並みになりそうなので
名残惜しみながら帰路へと立ち上がった
「また逢いに来ます」
奈落の其処に繋がるような階段を下りる
延々と続く獣道を戻る
基本的にボクは山登りが嫌いだ
延々と続く獣道を戻る
基本的にボクは山登りが嫌いだ
登るのは楽しいが降りるのが辛い
登山家の書いた本に書いてあった
登頂は注目され有名にもしてもらえるが下山の方が辛いのを理解してもらえない
登頂は途中で諦めれるが下山を諦めるのは死ぬことだ
基本的にボクは登山が嫌いだ!!
荘厳な出会いを覆すような邪念を抱きながら麓に着いた
ボクはこの邪念の固まりのような性格を直すのが今後の目標としなければならないようだ
折角 挨拶した太陽も怒っているようで 背中に照り付ける日差しが厳しい
途中で不思議な木の実を見た
無学のボクにはマカデミアかな?って思ったくらいだが真相は判らない
ここで もう一つの課題を実行する
照見さんの得意技 ダイヤモンドヘッドをツンツンしてみた
ここで もう一つの課題を実行する
照見さんの得意技 ダイヤモンドヘッドをツンツンしてみた
指がピンボケ 指先と頂上に若干のズレ
この写真だけでも15分かかった
修得は難しそうだ
お決まりの記念撮影も順番待ちで 時間がかかりそうだし
二人が写っては使えなくなるので
マッタク無関係の知らない人
しかも顔を逸らしてる瞬間に
これで写真に手を加えないで使える
これで写真に手を加えないで使える
さて
相方のお腹が危険警報を発しようとしている
朝ご飯を食べに街に戻りますか~
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