オイラが浪花に徘徊しに行った日
相方から電話
6年前の10月
あの時の嫌な思い出がフラッシュバックする
「マミが脱走」
ウチの大家さんは若い時から個性が強かったらしく
人の話はマッタク相容れない
病気になってしまった今は最強の状態
浪花帰って来て寝ずの玄関番
なにせ放っておいたらキツネ、リス、テン、ミンク、タヌキ、シカ
終いには歓迎されない人間(泥棒)まで入って来る
玄関にマミのご飯と水を置いてひたすら待機
1日の深夜
玄関に光る眼
しかし、夜遊びと外の世界を知った年頃ニャンは
オイラの顔を観て警戒
モモが一緒に居て声をかけて中に呼び込む
さすがはチビの愛弟子 ニャンゲン化著しい
内戸に手を掛け開けようとした瞬間
身を翻し逃亡
30分後に再び
逃亡
更に30分
何回か繰り返し
今度こそはと
内戸もマミが通れるだけ開け
リビングのドアも少しだけ
最後の賭けで
30、40・・・・・・・今晩もダメかと諦めかけた時
来た
オイラとのにらみ合いが10分
ゆっくりと、まるでTVの何処が変わったかって脳科学みたいなスローで
ゆっくりとマミが近づき始めたかとおもった瞬間
モモが「にゃぁ~」っと一声
脱兎のごとく家に入るマミ
捕獲終了
家で娘の無事帰還でした。
よ~く見ると鼻に引っかき傷
猫同士の喧嘩の声は聞こえなかったので
カラスかキツネにやられたのでしょ
楽しかったのかも知れませんが
疲れ切って爆睡するマミ
現代っ子ですから専用のご飯を食べてるんで
外のゴミ箱あさりとか出来ないのも幸い
お腹が空いたら帰って来るしか無いですもんね
帰って来てご飯をモリモリ食べて
やっぱり暫く何も食べて無かったようで
胃がビックリしてリバース
水を一杯飲んで
トイレも行けなかったのでしょう
山盛りに元気に
あまりにもグッスリ寝てるんで
二日間一睡もしていないオイラとしては
多少の悪戯
一緒に寝不足になり
一生懸命姉ちゃんを待って
キーマンはオイラだとばかりに悠々と寝てるモモ
なんとなく悔しいから
こいつにも睡眠妨害
なんだかんだで
天気の良い秋晴れの日曜日
浪花での報告書を仕上げながらチョコッと休憩
仕事が出来るように見せるコツは
報告書の完璧さと早さ
中身なんてやり方さえ間違わなきゃ~
大差無いもんね~
週明けは釧路
7日は6年前にチョロが虹の橋を渡った日
デジャブのような今回の騒動
何事も無く笑い話に終わって好かった